Insta360 ONE Xとは
Insta360 ONE Xは360度カメラと呼ばれるタイプの製品です。360度撮影可能なカメラとしてRICOHのTHETAが有名ですが、私はInsta360 ONE Xを使用しています。
引用元:ハコスコ
Insta360 ONE Xにはバレットタイム撮影や見えない自撮り棒などの個性的で強烈な機能があり、これに魅せられてしまいしました。そのかわりONE Xには独特のクセがあって万人に勧められるかというとちょっと悩んでしまうのですが。
ONE Xの魅力については後日別記事にしよう思っていますが、今回はそのバッテリーについてです。
Insta360 ONE X の低温環境での使用について
ONE Xにはバッテリーが標準で付いてきて、常温で使う限りにおいては30~60分くらい使用できたと思います。しかし、このバッテリーが低温にはとことん弱いのです。私が低温環境で使ってみる前からブログやYouTubeでは報告が上がっていましたが、実際に使ってみたら本当に短時間しか使用できませんでした。
スキー場での使用時には5分持てば良い方で、場合によっては1分程度で切れてしまったことがありました。しかも酷寒の中というわけでもなく、春スキーでしたので0度前後の環境だったと思います。
ONE Xを買った目的の一つにウィンタースポーツを撮影するというのがあったので、これでは困るわけです。
低温バッテリーの登場
当然メーカ側もこの自体を把握しており、低温バッテリーを開発していたようなのですが日本の代理店(ハコスコ)では全然発表されていないのです。
一応本体というか本国?のサイトに入り、アクセサリーの購入ページまで行くとようやくバッテリーの中に低温用バッテリーの選択肢が出てきます。もちろん、日本のAmazonやヨドバシカメラでの取り扱いはありませんでした(2019/5時点)。
ちなみにバッテリーのスペックは以下の通りです。
動作温度範囲 | 金額 | 備考 | |
---|---|---|---|
通常バッテリー | 0~40℃ | ¥2,300 | 常温での持続時間は60分 |
低温バッテリー | -20~30℃ | ¥2,655 | 常温での持続時間は60分、低温(-20~0℃)での持続時間は40分 |
低温バッテリーの検討
私がスキーに行く前に低温バッテリーの購入を検討したのですが、結局購入せずにスキー当日を迎えることになりあまり映像を撮れずじまい、、
というのもバッテリー購入には以下のようなハードルがあったのです。
低温バッテリーのスペックは、たしかにスキー場でも活躍しそうだったのですが、Amazonやヨドバシカメラでの取り扱いがなく、海外サイトからの購入でしか入手できませんでした(2019/5時点でも状況は変わっていませんでした)。海外からの購入は私にはすごくハードルが高かかったのです。
また2019年の1~3月あたりは在庫がなくなっては復活しで定期的にチェックしていないと注文もできない状況でした。しかも海外からの発送となり、自分がスキーに行くタイミングに間に合うかどうか、、、
などと悩んでいるうちにスキー当日になっていたのでした。
そんなわけで半年間ほど通常バッテリー1つで運用していたのですが、夏に向けて撮影シーンも増えてきそうなのでバッテリー複数での運用を考え始めました。
夏に向けてなので低温バッテリーは必要ないのですが、低温バッテリーの動作範囲は春秋冬は持ちろん、ギリギリ夏もいけそうな感じがします。そして冬になればまた低温との戦いがまっている、ということも考えると低温バッテリーと通常バッテリーを同時運用で一年中戦えるはず。
問題は海外からの購入ということ。。。
低温バッテリーの購入
結局意を決して海外から低温バッテリーを購入することにしました。サイトは綺麗な日本語でできているし大丈夫だろうと。
たかをくくって、入力したのですが最後クレジットカードを入力した後Payment Failureってメールが帰ってきて、クレジットカード詐欺にあったのか?とかびっくりしました。
それでも何度か試した後カード番号の入力画面をよくよく見ると決済にVISAしか使えないのにJCBを入力してる、ということに気づきなんとか注文を終えることができました。
サイトには3営業日以内に発送予定、と書かれていてたしかに2日後に発送したよん(Your Order Has Shipped)、て感じの英語メールが届き安心しました。海外からだし、2週間くらいはかかるよなあなんて考えていました。
だが、待てど暮らせ届かない。2週間を越えたあたりから焦り出して、発送メールをよくよくみるとにTracking numberが載っているぞ、とようやく気づきました。しかしTracking numberを打ち込んでもそんなnuber登録されていないよん、みたいな英語が表示されるのみ。
そういえば、発送メールを見ると海外からの送信なのに、住所をローマ字でなく漢字で打ちこんでいることに気づきました。これは海外の運送会社だから文字化けして読めなくて配送できなくなってマイバッテリーがマイゴニナッテリーんじゃねーのみたいにいよいよ焦り出し、2週間と3日経ったところで拙い英語でメールを出してみました。
そうしたら丁寧な英語で今日ちょうど日本に届いたところだ、反映されるまではもう1,2日かかるから待ってて、みたいなメールが返ってきました。でも、そんなちょうど今日日本に届くなんて胡散臭すぎるーと思ったものの添付の画像に香港経由しながら何時何分に日本に到着したみたいな画像が添付されて半分安心しちゃったり、もう半分はこうゆう画像あるところっと騙されちゃうんだよなあなんて思ったりなんかしたりして。だけどメールを返事するくらいしかできることもなく、情報ありがとう、安心して待つよ、なんて返してみたり。そしたら中国は明日からホリデーだから返信遅くなるけど、またななんかあったらメールしてね、なんて返信が来て、おいおい本当に大丈夫なんだろうなあってさらに不安になったり。
しかしながらその日のうちにクロネコヤマトからバッテリーお届けのメールが来て心底安心しましたとさ。めでたしめでたし。
(後半文章が乱れました。)
(数日後無事バッテリーを受け取りました。)
Insta360 ONE X低温用バッテリー購入時のまとめ
- Insta360 ONE X用の通常バッテリーは低温に弱い
- 低温用バッテリーは海外のサイトから購入になる
- 海外からの購入時は住所の入力はローマ字の方が安心。漢字でも届くケースがある。
- クレジットカード入力時は国際ブランドに注意
- 中国からの発送になり3週間かかるので期間に余裕を持って購入
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