我が家は風呂場の隣に洗濯機があり、バスタオルや眼鏡の置き場として利用していた。
ところがある日、事件が起こった。
タイトルの通り、眼鏡が洗濯機の隙間に落下したのである。
状況の確認
トラブルの時はまずは状況の確認が大事だ。これを怠るとせっかく救えるも物も救えなくなってしまう。
まずは眼鏡は本当に落ちたのか。だって、洗濯機の中に隙間があるなんて知らない物。端に隠れているだけなんじゃないか。
恐る恐る洗濯槽のふたの端に手を運ぶと確かに洗濯槽の側面に向かって隙間ができている。
そしてその隙間は狭く絶壁。手は奥に入らない。眼鏡が落ちているかはわからなかったが、ここに落ちていたらとても救出できないだろうと思えた。
周囲をぐるりと手を入れて探ってみたが、眼鏡は手に触れることはなかった。
私は絶望に囚われた。



最悪の事態の想定
もし洗濯槽の横に眼鏡が挟まった場合、おそらく洗濯機を動作させると眼鏡は潰れるだろう。また洗濯機も破損する可能性がある。その場合、眼鏡代数万円、新しい洗濯機代十数万円、合計で15万円前後はかかってしまう。
一応予備の眼鏡はあるので生活はできる。ただ新しい洗濯機が届くまで、1〜2週間はコインランドリーに通わなければなるまい。
ここらへんが最悪のパターンだ。
頼るべきは説明書
ただし、最悪のパターンになると決まったわけではない。なんとか自力で眼鏡を救出したり、修理に来てもらって洗濯機を使えるようにしてもらい、眼鏡を救出することもできるかもしれない。
故障時に頼るべきはまずは説明書だ。
それらしい事象が載っていないか探してみる。

”本体内部に物を落としてしまった場合”
まさにこれだ。
本体を移動して床面を確認してください。床面に落ちていない場合は、使用を中止し、修理を依頼してください。
早速、洗濯機の下を探ってみる。
。。。。。
見つからない。
二人がかりで洗濯機を斜めに倒して裏から見てみるが見つからない。
これは修理に頼んでみるしかない。
問い合わせ
問い合わせてみると、まずは説明書にある対処、洗濯機の下に落ちていないかを聞かれた。
すでに確認済みであることを伝えると修理の案内をしてくれた。金額は1万円程度の見込みとのこと。当初想定していた最悪のケースに比べれば格安である。
もう一度洗濯機の裏を確認してみて、見つからなければ予約をしたい旨を伝えると予約を入れて、見つかったらキャンセルの連絡をくれればいいと提案してくれたので従うことにした。
リベンジ
予約は入れたもののできることならすぐに自分の眼鏡を救出したい。眼鏡は自分の分身である。洗濯機にいつまでも閉じ込めているのは心苦しい。
再び二人がかりで洗濯機を倒し、底を見てみたが見つからない。洗濯機の裏から内部に手を突っ込んで探るが隙間が狭くほとんど手が入らない。
これで最後ともう一人に探ってもらうと、なにかとれそうなのがある!とのこと。しばらく粘ってもらうとなんとか眼鏡をとりだしてもらうことができた。
眼鏡と再会である。特に折れているところもない。無事なようだった。
ということで洗濯機の中に挟まった眼鏡は裏返して底から救出することができたのだ。
このあと修理の予約はキャンセルした。
注意点
最後に洗濯機の中の隙間から眼鏡を救出する際の注意点を何点かお伝えして締めくくりたい。
- 洗濯機の中を探る前にまずは電源コードとアースを外すこと。感電の恐れがある。
- 洗濯機を移動したり、傾けたりするときは二人がかりで。かなり重いので一人だと落としたり倒したりする恐れがある。
- これらはすべて自己責任で行うこと。当方では故障や怪我の責任はとれません。
以上です。
眼鏡が洗濯機の中の隙間に落ちたときは頑張れば自力で救えるかもね。
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