本屋で何か読みたくてさまよっていたのですが、目に留まったので購入しました。
健康と精神にまつわる話かなとぼんやり思いながら読み始めましたが、主に仕事を中心とした内容でした。(普段はもうちょっと中身を確認してから本を購入するんですが、とにかく活字が読みたかったのであまり中身を確認せずに購入しました。)
まあ、仕事のことも気になっていたので結果オーライです。
大事なのは「主体的に」「どうやって」「人生の後半戦を生きるか」
本書で伝えようとしていることはこれでした。働き方はあくまで要素の一つと書かれていますが、ほとんどメインテーマといってよい扱いです。それはそうでしょう。生きている限りお金が必要で、お金を稼ぐため人生の多くの時間を仕事にあてることになるのですから。
それにしても「主体的に」という言葉、刺さります。私は基本的に受け身で環境の変化に対して何とかすり合わせようとして、沼にはまっていく、日本そのもののような生き方(自分にはそう見えている)をしているので。目標をもって自ら切り開いていく生き方には憧れもありつつ、大変そうだろうなとも。
参考になった点
主にどんな仕事に関することですが以下の内容がためになりました。
経費から考える自分業の見つけ方
いきなり自分業って何なのかという話ですが、以下の定義です。
※【自分業の定義】
- お金・つながり・健康の3要素を満たす仕事。
- やりがいが持てる仕事。
- 自分が裁量権(コントロール権)を持てる仕事。
今まで自分に向いた仕事、得意なことは何なのか、また副業って何すればいいのかと悩んできましたが、
「どうやってお金を得るか」という点に目が行きがちですが、ここでは、「得るお金」ではなく、「出ていくお金」、つまり「経費」から、あなたにフィットする自分業の種を考えてみます。
という言葉によってハッとしました。
支出を経費にできる仕事を持つ、つまり、本代を「稼ぐ」ために仕事をするのではなく、本代を「経費にできる」仕事を考える
そうなんです。自分がお金をかけたいものを仕事で扱うものにしてしまえばそれは経費にできるのです。
また
好きを分解して自分業に変える
、
頼まれてもいないのにお金と時間を使っているものは自分業の種
というのも、なるほどと感じました。自分が好きなものがなんだかよくわかっていなかったのですが、お金を払ってきたものならわかります。確かにお金を払ってきたということは好きなもの、自分業のヒントとなるものなのでしょう。
残念だった点
前半は長々と40歳の壁とは何なのかという話をしていてちょっと進みが悪いなと感じあまり頭に入ってきませんでした。
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